仕事が続かない&転職が多い人向けの転職相談

転職30回以上も繰り返したゲイが贈る「社会不適合者的生き方」ブログ

社会不適合者のための起業・副業支援サービスがまもなく登場

プロフィール

松本隆弘 1971年生まれ
マイノリティキャリア専門コーチ
Innovative human代表
株式会社マイソル取締役員

まずはじめに、僕はHSS型HSPであり性的マイノリティです。
HSPとは敏感な感性を持つ人のことで感受性が豊かで繊細な気質を持つ人のことを言います。またHSSとはHSP気質の中でもさらに30%ほどしか存在しない刺激を求める人。性的マイノリティとはLGBTのことですね。分かりやすく言えば、敏感な感性を持ちつつも外向的な一面も持ち合わせたゲイってことです。

かなりレアな存在ですね。笑。それが直接の原因か定かではありませんが、これまでの僕の人生はかなり波乱万丈でユニークなものでした。

このようなトリプルマイノリティとして生まれてくる人はそうは多くはないでしょう。その代わりその人生の生きづらさといったらハンパないものでした。

その証拠に30回以上もの転職、そして400万もの借金。常に「次はどうするか?」というピンチの連続。まさにサバイバル人生です。しかし僕は誰にも相談できず、いつも1人で戦い続けてきました。

またその反面「自分を変えたい」という一心で生きてきたようにも思います。しかし、今思うとその考え方や行動は、僕に様々な経験とスキルを与えてくれたと同時に間違っていたとも感じています。

その理由は「変える」のはなく「そのままの自分」で正解だったからです。ありのままの自分に価値を感じ、自分のリソース(資源)や強みをどう活かすかを考え行動することの方が、人生においてはるかに重要であり価値のあるものだということ。

ゲイであることもHSP型HSSであることも僕だけの個性であり強み。それが分かってからは随分生きやすく感じられるようになりました。そういう意味でも、現在では啓発的な意味も込めて自分のことを全てをオープンにしています。

とにかく自分を否定し続けた

今思い返せば、僕は子供の頃から「人とは違うな」と、そんな漠然とした感覚を持っていました。

自分で言うのもおこがましいですが感受性が豊かな子供だったように思います。しかし両親や周りの大人達からは「〜であるべき」という価値観のもと、否定される事が多かったですね。

例えば「男らしくあるべき」「もっと活発であるべき」「よその子は◯◯なのにあなたは…」みたいな事をよく言われていた記憶があります。

そのままの自分でいる事は、両親や周りの大人達から認められないと子供ながらに感じた僕は、本来の自分を否定し隠すような子供になっていきました。そして両親や周りの大人達が期待するような別の人間を演じるようになっていったのです。

自分がHSS型HSP気質ということや、性的マイノリティであると確信するのはかなり後になってからですが、男性が好きなこと、些細な事を感じ取り傷ついたり、独自の視点や考え方をすることは恥ずかしいことだと思い込み、それを悟られないよう必死で隠し嘘をつき普通を演じる日々。

とにかく自分で自分を否定し、作り上げた架空の自分を生きたのです。生きるためには、そうするしかないと思っていました。

その後転職を30回以上繰り返し、400万の借金

HSS型HSPであることやゲイであることは、苦難の人生となりました。

その中でも人生に大きく影響を与えたのは「自分を偽ること」です。

人生の大半を占める社会人時代には30回以上もの転職を繰り返し、400万以上の借金を作ってしまいました。自分を偽ることで人と関わることが怖くなり、友人もいない状態。自分で振り返ってみても、よくそんな状態で生きてこれたなと思います。

これは今だから言えることですが、僕の人生は嘘で塗り固められた人生でもありました。例えば、転職の際も回数が多すぎるので在籍期間を長く書いたり(学歴や資格等は偽ったり在籍していない会社を書いたことはありません)、転職回数を少なくして書いたりしていたんです。もちろん悪いことだとは認識していましたが、転職して生きるためにはそうするしかなかった。

当時はそんな自分のことを「忍耐力がない」「普通じゃない」「クズ人間だ」と自分を否定しながらも、外では違う自分を演じるという自己評価を下げるような行為ばかりをしていました。

まだHSSやHSPという存在を知らなかったので、そんな自分を変えたくて自己啓発や心理学を勉強して様々な努力もしました。しかしある意味、問題の本質的な部分ではないところで、自分を変えるための努力を20年以上も続けても変わるはずがないのです。

例えば、特徴が似ているからという理由で「アダルトチルドレン 」だとか、「境界性人格障害」だとか、人付き合いができないから「対人恐怖症」だとか勝手に決めつけて、それを改善するために努力していたんですね。

もちろん治ることはありません。そりゃそうですよね。HSS型HSPという気質であることや、性的マイノリティも含めた自分自身を肯定していない事こそが問題だったわけですから。

それまでの努力が全く無駄だったとは思っていませんが、もっと早くHSS型HSP気質であり性的マイノリティである自分を受け入れ、肯定する事をしていたらこんなに長い間苦しむこともなかったかもしれないなとは思っています。

過去と現在、自分自身をポジティブに解釈する

どんな自分でもあっても現状や過去でも、それを受け入れどう解釈するかでその後の人生は大きく変わってくると思っています。僕の場合は全てを受け入れ解釈を変えることで、新たな価値を見出すことができました。

人から見たらめちゃくちゃな人生だって、それを乗り越えてきた考え方や行動力などは全て財産になるんだと捉えることができたわけです。

見ての通り、僕は決して立派な経歴の持ち主ではありませんし、誇れる生き方でもありません。どちらかと言うと泥水の中を必死でもがいてきたような人生ですが、それでも僕にとっては十分に価値がある人生だと思えるようになりました。

HSS型HSP気質やゲイであることが自分の価値

その事に気付いてから僕は転職を繰り返す人生を辞めました。

「自分の心に正直でありたい」

もう自分にも周りにも嘘はつきたくなかったからです。もう精神的に限界に達していました。その代わりマイノリティとして自分に誇りを持って生きることを決め、フリーになる選択をしたのです。

「でも、何をして起業しようか?」

会社員時代の中で、自然に実績を上げられた職種で考えてみたら「セールス」「マネジメント」なんですが、この2つには共通している要素があるなと気付きました。

それが「カウンセリング」「コーチング」の2つです。

この2つは教わったりどこかで学んだのではないんですが、自然と自分の感覚でできたこと。

自分の感覚でやった結果、幸いにも実績として残せたんですね。これは起業した後に、過去の棚卸しをして分かったことですが、問題の本質や人の心理状態、どうすれば問題が解決するのかなどが一瞬にして分かるというか。ゴールまでに何をやらないといけないかとか、それに必要なものは何なのか…ということが分かるんですよね。

これはまさにHSS型HSP気質の特徴でもあるし、ゲイであることで物事を外側から分析できる特徴や、マイノリティとして生きてきたことで問題解決能力が身に付いたことが大きく影響しているんだと思っています。

自分が恥ずかしいと思っていたマイノリティな個性の特徴が仕事に役立っていた。このことがそれらは元々自分が持っていた「価値」なんだと認識できたわけです。

特殊な人生経験を全てのマイノリティのために

世の中には僕よりも、もっと大変な境遇で生きてる方もたくさんいるでしょう。もちろん僕の人生が一番大変だったとは思っていませんが、でもちょっと変わった人生だとは思っています。

自分が周りと違うと感じながら周りに合わせようと生きている。でも社会に合わない・馴染めないとも感じている。結果、仕事が続かず転職を繰り返したりとか、人間関係を避けたりとか、自分の思うような人生を歩めない人達がいる。

昔の僕と同じような人達に「個性が武器になるんだよ」「少数派だからこそできる生き方があるんだよ」ということを伝えたいなと思ったんです。

HSS型HSP気質としてゲイとして生きづらさを感じながら、生き抜くために転職を繰り返し、様々な困難を乗り越えてきた経験から学んだことを伝え、その人らしい人生を創るお手伝いができないかと。

独立後、縁あってある企業の職場改善コンサルタントや個人向けのコーチングなど依頼していただき、これらの強みを活かし幸いにも結果を出すことができました。

自分の価値を見出し、考え方や行動をプラスすることで自分を表現できたり、能力を活かせるようになる。つまりはポジティブに自分らしく生きれるようになるんですよね。

HSP・内向的・対人恐怖症・アダルトチルドレン ・性的マイノリティなどマイノリティがゆえに社会に合わないと感じ「仕事が続かず転職を繰り返している」人や自分のことを「社会不適合者」だと思っている方達に特化して「力」と「勇気」を与えられるような存在になれたら本当に嬉しく思います。

<独立後の主な仕事>
■通販企業 業務改善コンサルティング
■人材紹介企業 特別顧問アドバイザー
■個人向けのパーソナルコーチング
■講師業
■執筆業

趣味はトレーニングと料理

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